梅仕事をしていると、どうしても傷ついた梅は除けてしまう。でも、もったいない…。そんなとき、Google先生は「梅ジャム」「梅の甘露煮」をおすすめしてくれました…。が、しかし…。それらを美味しく作るにはアク抜きという工程が必要で、時間も手間もかかるんですよね。面倒くさがりの私には、向いていませんでした。6粒のために時間を割けない…。そこで、母に教えてもらったレシピが梅味噌です。
本記事では、少しだけ傷んだ梅が出たときに作る「火を使わない!我が家の梅の実救出レシピ」を紹介しています。
家にある材料で、簡単にできます。参考になりますように!
我が家の梅の実救出レシピ「梅味噌」
材料
- 傷んだ梅 100g
- 味噌 100g
- 砂糖 80g(結構甘めになります)
傷んだ実の重さに合わせて、同量の味噌、×0.8の砂糖を使用します。
味噌は「漉してある味噌」が良いです。そのままタレとしても使えるので、食感が邪魔しないようにするためです。我が家では合わせ味噌を使いました。
砂糖は「きび砂糖」を使いました。上白糖や黒糖でもできますが、きび砂糖が一番おすすめです。こっくりした優しい甘さが味噌と合います。氷砂糖など、固形の砂糖は馴染むのに時間がかかるので粒状の砂糖をおすすめします。
作り方
1.梅はヘタを取り、よく洗って水気を拭き取る。
2.梅の実から傷を除去する。私は果物ナイフで取り除きました。表面は傷ついていても中身は綺麗だったりするので、余すことなく果肉を楽しみましょう。
3.梅・砂糖・味噌をジップロックに入れる。他のフリーザーバッグでも良いですが、穴が開くと大変なことになるので厚手のジップロックフリーザーバッグをおすすめします。
4.砂糖と味噌が馴染むように少し揉む。強く揉むと梅の実が崩れてしまうので、やさ~しく揉んでください。
5.冷蔵庫で保管し、梅から水分が出て味噌がとろっとしたら完成!実は溶けて味噌に馴染んでいます。(我が家では今回2週間程かかりました。)
このまま保存しても良いですし、梅味噌が使いやすいよう煮沸消毒した瓶に移しても良いです。梅の種も一緒に保存した方が長く持つという話を聞いたことがあるので、我が家ではそのまま入れています。
使い方
- 茄子田楽
- 冷や奴
- 味噌ドレッシング
などなど…我が家では火を入れずにこの味噌を楽しみます。そのままキュウリにディップしても美味しいですよ。ほんのりする梅の香りと甘みが風情をくれます。
ジップロックで密封していますが早めに使い切りましょう。
梅仕事を余すことなく楽しみましょう
除けてしまいがちな傷んだ梅も美味しく食べられる梅味噌。せっかく良い香りを漂わせているのに、外側に少し傷があるだけで捨ててしまうのはもったいない。余すことなく、使えるものは使って旬を楽しみましょう。
もちろん綺麗な梅を漬けても美味しいです。梅仕事はまだまだ続く…是非作ってみてください!
最後まで読んでくださってありがとうございまいました。
↓関連記事
コメント