こっそり買ったシステム手帳。使っていくうちにシステム手帳のリフィルをもっとガシガシ使いたい、自分好みの紙質のリフィルが欲しい…段々と欲が湧いてきました。願望を叶えるため、自分でリフィルをつくることに。でも、どうやって穴をあけよう…「一度にたくさん穴をあけてスリムパンチより時短したい、厚い紙にも穴をあけたい。」そう思って選んだのがカール事務機器のリフィルメーカーです。
本記事では、システム手帳のリフィルを自作する際に便利な穴あけパンチ「カール事務機器株式会社のリフィルメーカー」を紹介しています。
リフィルづくりの参考になりますように!
商品情報
- 商品名:リフィルメーカー GP-6
- 価格:3,080円(税込み)
- 対応サイズ:A5、バイブル、ミニ6穴、マイクロ5
- 穴あけ枚数:コピー用紙5枚程度
- 穴の直径:5.5mm
穴あけパンチを探していると、スリムタイプばかり目に入りました。私は画用紙にも穴をあけたかったので、もう少し耐久性のあるパンチを探した結果、カール事務機器株式会社のものを購入しました。紙を挟む器具、穴をあける器具が別々になったパンチはとても珍しいですよね。
使い方
使い始める前に
パンチの刃に防錆油が塗られているようで、油分が落ち着くまで要らない紙で穴をあけまくります。
(上)1回目、パンチをした写真。写真からは分かりづらいですが、本当にちょっとだけ、0.1mmくらいだけ、縁が黄色っぽく半透明になりました。私は5回コピー用紙をパンチしたら落ち着きました。個体差がありそうだけど、大事なリフィルにシミがついてしまうともったいないので、絶対やったほうが良いです。
穴の開け方
①パンチのストッパーを外す。
はじめは要領が分からず力が必要でした。ストッパーをしておくことでバネが固定されてコンパクトな状態で収納できます。捨てないほうが良いです。
②紙押さえをあげる。
しっかり持ち上げると、手を添えなくても持ち上がった状態でキープしてくれました。
③用紙を差し込み、紙押さえをおろす。
撮影角度の関係で歪んで見えるけど本来はまっすぐ紙が入ります。
④紙当てを裏側に折りたたみ、用紙を固定する。
ガシンッて感じかな~と思っていたら、力がなくても持ち上げたらスッと折りたたまれていく。力余って手がガクンとなってしまい、リフィルに折り目をつけてしまったので気を付けてください。(私が不器用なだけ)
⑤パンチの尖りを開けたいリフィルのサイズに合わせて押す。
軽い力で静かに穴が開きました。ガシンッと音が鳴ると思っていたけど、全体的にとても軽い力でできてびっくりです。これでリフィルの穴あけは完成!
パンチクズの捨て方
- ストッパーを外してハンドルをあげる
- パンチをひっくり返して、クズ受けのふたを下向きにして開いて捨てる
柔らかい素材だから軽い力で開きました。写真は10回くらいパンチした後に開けた状態。まだまだ収納力があるので、捨てるのをちょっとサボってしまっても大丈夫そう。
メンテナンス
使い続けるうちにハンドルが重くなってくるらしい。定期的に刃に潤滑油をさすと良いようです。
穴の大きさ
穴の大きさは直径5.5mm、紙の端とも距離は3.6mm、穴の間隔は19mmです。
市販のリフィルはサイズ、メーカーによって穴の大きさが違うので、私が持っているA5とミニ6のリフィルと比較してみました。詳しく紹介していきます。
自作リフィルの比較(A5)
BindexとMARK’SのA5リフィルに穴をあけてみました。
(上から)Bindexそのまま、Bindexリフィルメーカーで穴をあけたもの、MARK’Sそのまま、MARK’Sリフィルメーカーで穴をあけたもの。
リフィルメーカーを使った方は穴の大きさは小さく見え、紙の端と穴の距離が狭いです。
紙の端からの距離が違うので、システム手帳にセットするとこんなかんじに。一見違いが分からないのですが、手帳を閉じた時に市販のリフィルと横幅に差が出てぴょんっとしちゃう(自作の方が飛び出す)。書ける幅スペースが数ミリ広がるのは良いところ。
自作リフィルの比較(Mini6)
穴をあける前からおや?となってしまったガイドライン。矢印の先がリフィルを合わせる線なんだけど、ちょっと高さが違う。私が使ったリフィルが小さかったのかな? 上下どちらのガイドラインに合わせるか決めてから穴をあけた方が良さそう。私は下側のガイドラインに合わせて穴をあけました。
(左上)Petit PAGEMリフィルメーカーで穴をあけたもの(左下)Petit PAGEMそのまま(右上)エトランジェディコスタリカにリフィルメーカーで穴をあけたもの(右下)エトランジェディコスタリカ そのままです。
M6ではリフィルメーカーで開けた穴の方が大きいです。おおよそ直径が1mmちょっと違います。穴が大きくて良いところは、ページ送りがしやすい、リングの太さを気にせず使えるところだと思います。
自作リフィル(画用紙、トレーシングペーパー)
絵を描くのが好きだからつくりたかった画用紙とトレーシングペーパーのリフィルは絶対つくりたかった。marumanのスケッチブック、色画用紙、メモ帳、トレーシングペーパーどれも綺麗に穴を開けることができました。スケッチブック2枚重ねでも難なくパンチできた。
強いて言えば、色画用紙だけ穴周りに毛羽立ちができたような。私は全然気になりません。
自作リフィルを楽しもう
ひとつで4種類のリフィルサイズに穴をあけられるカール事務機器のリフィルメーカーを紹介しました。ギリギリまでAshfordのパンチと迷っていましたが、一度に穴あけできる枚数が多い、価格、対応サイズが豊富であることからリフィルメーカーを購入しました。
(小声でこっそり言うとAmazonでめちゃくちゃ安かったです。)
お買い物、リフィルづくりの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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